fc2ブログ

ある中国人大学生CHINGOの日本に対する認識 part2

ある中国人大学生CHINGOの日本に対する認識
http://dongzhi.blog123.fc2.com/blog-entry-45.html#more


>中国の報道は政府の意向が強く反映されてるんじゃないの?
>そういった「反日的な」報道が増えたってこと自体が政府主導ってことなんじゃないの?

に対するCHINGOさんの返答です。大変遅くなって申し訳ございませんでした。

------------------------------------------------------------------------
 まず、中国のメディアについて説明する必要があると思います。
 中国で共産党中央部と政府の意思を完全に反映しているメディアには、例えば、

・人民日報(国内外の情勢及び国家政策のついての政府見解を伝える事を重視)
・光明日報(経済、社会、発展、改革等の問題に対する政府の考えを重視)
・解放軍報(国防問題及び国家安全戦略に関連する軍隊の見解を報道する)

があります。このほかに、各地方政府や各政府部門は独自のメディアを持っています。
CCTVは皆さんご存知と思います。これらのメディアは一般的にただ下級政府または関係産業だけが注目しています。例えば、政府がどんな政策を実行するのかによって、どのようにそれに対応すればいいのか、又は、国がどの産業の発展を支援するのかによって、関係する株価が上昇する等です。

 国民は普通地方メディアの商業的新聞を読んでいます。内容は多種多様で、宝くじの予測や小説の連載、正座占いやスーパーの安売り情報、有る過程での悲劇、UFO発見、水道管破裂、自動車事故・・・。事実上反日報道の多くはこのような商業メディアによって報道されます。例えば、「日中友好」に比べ、「中川昭一がまた驚くべき発言」と言ったタイトルの方が興味を引きます。同様の事は、日本のメディアが「中国の高度経済成長」というタイトルよりも「中国軍事費が急増」または「在日中国人犯罪件数激増」としたほうが、明らかに世間の関心を引き寄せる事ができる事と同じです。

 国家メディアは国、政府の観点を代表しますが、商業メディアは興味を集める為には、記者と編集者による恣意的な捏造さえ行います。例えばダンボール肉まんの件が上げられます。政府を批判する記事は、読者の関心を引き寄せますが政府との関係を壊し以降の取材に不利益が生じる可能性がある為、メディアは慎重になります。記者が不良企業や官僚を恐喝する事件も発生します。このため、民間にも「狼と泥棒と記者から身を守る」といった言い方があります。

 政府のニュース部門はこれらの報道の影響を考慮し、干渉するかどうかを決めます。例えば反日報道の情況で、90年代初めは、「バカ野郎。こんな時にそんな言い方したら投資者が逃げちゃうだろ。」となり、2000年においては、「いいよ。どっちにしろ関係よくないし。」となります。

 大体このような感じです。政府は開放は社会の風潮を活発にするのに有利に働き、最近のニュース管制も大分ゆるいです。温家宝総理に対する靴投げや中国のある地域で群集と政府が衝突しただったり、各種メディアはすばやく注目し報道します。中国人としてはとても新鮮に感じています。当然、現在の連絡手段がこれほどまでに発達し、ネットスピードも上がり、政府が情報統制を行うのは殆ど不可能になったので、規制をするよりも導いた方が良く、そうした方が進歩的に働きます。

 ぽこさんの考え方は理解できます。多くの人々は中国政府が専制的である以上、中国の全ては政府によってコントロールされていると考え、国民、銀行、メディア、法律は政府の命令にだけ従っていると考えられています。少なくとも信じてもらいたい事は、この国と国民は自分たちの足並みをそろえ、世界の主流に溶け込もうとしている事です。私たちは毎日進歩し、時代が、私たちが後ろを向く事を許しません。差はどんどん小さくなっています。このように期待していただきたいです。

------------------------------------------------------------------------

僕からCHINGOさんに質問があるのですが、「毒餃子事件」の報道については
どういうお考えをお持ちですか?
また、今現在毒餃子事件がどのような情況になっているかご存知ですか?

CHINGOさんには少し失礼かもしれませんが、また、本文から若干それてしまいますが、
中国に言論の自由は有りません。
言論の自由という権利の本質を中国の国民が分っていないとすら思います。
ちょっとだけ言論の自由があるというのは、言論の自由が無いのと同じです。

中国の宋王朝創始者である趙匡胤は、皇帝に即位した後、2つの事を石に刻み、国是としました。
1つは、前王朝の一族を保護し続ける事。もう1つは、言論のために士大夫を殺してはいけないという事。
多くは語りませんが、宋の時代の方が言論の自由があったように思います。
スポンサーサイト



テーマ : 中国のニュース - ジャンル : ニュース

Tag : CHINGO中国

コメント

No title

訳していただいた管理人さん、また丁寧なコメントをくれたCHINGOさん、ありがとうございました。
勉強になりました。
「反日」報道が商業メディアが大衆の耳目を集めるためにしたことである。
とありましたが、裏返して見れば、「反日」報道が支持を受けやすい土壌が中国にはある、
ということなので、結局それは「卵が先か鶏が先か」の議論になりますよね。
つまり、メディアが「反日」報道をするからそのような土壌が形成されたのか、
それとも元々そのような土壌が存在するためにメディアがそれを利用したのか。
俺は後者だと思うので、CHINGOさんの意見を聞いても中国に対する認識に変化はないですね。
「あぁ、日本が嫌いなのね。ふーん」って感じで。
まぁでも、仲良くなることに越したことはないので、これからもその方法を模索していきます。

No title

 確かに。中国には私達日本人が考える様な「自由」とか「人権」というものはありませんね。私の友人の中国人は自分達の人権も守られている、自由があると主張するんですが、それって日本人の感覚からすればとても首肯出来るものではなかったりします。結局、経済的政治的問題から海外旅行が難しく、国内の状況しか知らないからこうした事になるんだろうと思います。中国人の友人で優秀な人には、どこでも良いから一度留学する事を勧めるんですけど、比較的お金持ちでもやっぱり金銭的に厳しいみたいで、なかなかうんとは言ってくれません。

あとCHINGOさんの主張について。
 国家メディアと商業メディアを対比させて、反日報道を行うのは商業メディアで、国家は反日ではない様に仰ってますね。しかし前回の記事の本文の方で、
・国家戦略として反日をカードとして利用した事
・CCTVが日本人タクシー運転手の中国人に対する侮蔑的な発言を報道した事
を指摘されてますから、やはり反日の先鞭をつけたのは国家及び国家メディアと判断するのが妥当じゃないでしょうか?こうした国家の姿を見て商業メディアは反日報道を続けているのではないのですか?
 ただ確かに現政権は反日を抑制する方向に動いている様には感じます。しかし前政権によって煽られた国民の反日感情をコントロールするのは難しいでしょうね。

 一番危惧しているのは、今の中国の状況が、日本が満州を侵略する前に酷似している様に見える事です。当時の日本は列強の主流に溶け込もうと努力し、(日本の考える西欧列強の手法を用いて)日夜「進歩」していました。こうした「進歩」に、無知な国民が熱狂し、愚かな侵略戦争にのめり込んでいったのです。中国政府が国外で、そして国内で何を行っているのか、それが「世界の主流」からどう評価されているのか、CHINGOさんを初めとする中国の方々は、是非情報が自由に手に入る外国へ出て調べ、考えていただきたいと思っています。

 あと最後の宋の話。いい話だとは思うのですが、実際は与太話に近いと思います。確かに前王朝の一族は保護され続けましたし、言論のために殺された士大夫も比較的少ないのですけどね。

No title

啊,各位的意见真是给我出了个难题呢~
我就总结一下,一起讲解吧。

1、 关于之前讨论的问题:
我的意思是希望大家从各种角度看待媒体、国家、国民、个人之间的关系,从而全面了解一种事实所存在的各种表现,而不是否定各位的认知,毕竟每一种认知永远无法反映全部的事实,国家有它的考量,国民有他的感情,个人想要满足自我,交织下来就表现为这种现状。
反日这样的话题存在,必然是有着充分肥沃的土壤的。关于为何会形成这样的土壤,这个问题就复杂了。总之,反日的环境是既定事实,各位还是放轻松,就当作运气不好吧,因为日本是新中国建立前最后一个被驱逐的侵略者嘛,印象深刻。不论是国家、媒体、个人,为了达到自己的目的,必然会利用这种资源。不过,各位不用担心,并不是日本就是特别的,美国轰炸中国大使馆时,法国总统会见达赖时,中国的反应都是一样的,并不只是为了反美而反美,为了反日而反日,只是恰好发生了一些事,刺激了大家的神经。就拿现在来说吧,虽然钓鱼岛问题升级了,但是关注度反而不如以往,因为大家都在为金融海啸而烦恼中,这样的小事就让政府来处理算了。
之前有这样一则报道:去年8月22日,7名日本旅客乘坐2220次列车时,因火车误点险些无法上从大连机场起飞的航班。大连铁路员工通过协调,使这趟火车在周水子站临时停车1分钟,这些日本旅客不仅得以在离机场最近车站下车,而且由警车护送上飞机、返回日本。事件后,虽然有极右的声音,但更多的是对中国铁路系统的不满,认为火车能为外国人临时停靠,却无法解决自己国民的正常需求。注意,这次事件并没有特别强调“日本人”这个符号,而是将其作为“外国人”看待,这比两年前有很显著的变化,说明人们看问题的角度和心态有了一些变化。感兴趣的可以看看这条报道:http://news.huoche.com.cn/45278
另外,现在的中国与百年前的日本有很多相似之处,一方面以西方为目标追随并试图领导,一方面也面临着尖锐的国内矛盾。这次金融海啸相当值得担忧,如果问题严重到动摇国家的基础,那么就要准备战争了。啊,这种情况下只能努力找工作不要给国家惹麻烦了。

2、 中国的言论自由问题
关于这个问题,中日理解的角度完全不同。日本的各位,包括那些留学国外的中国人,是从典型的公论角度,即言论自由的最终定义来看,那样的话,中国的确没有言论自由,而且也未曾发生过变化。但在中国,看法就不一样了。要知道,40年前的中国,学外语可能会被当作间谍逮捕;30年前,一般民众没有电视,收音机也没有多少外国的新闻;10年前,网络还受到国家的监控。中国人喜欢拿过去来比较现在,进而做出对将来的考量,即“以史为鉴、面向未来”——今天的中国比昨天的中国自由,今年的中国比去年的自由,那么明天的中国也要更自由才对,这也就是“用发展的眼光看问题”。
这是两个民族的思维差异:日本人的方式是“就事论势”——如果有这样的事发生,那么事情就会朝着这个方向发展;中国人则是“就势论事”——如果事情朝着这个方向发展,那么这件事就应该这样。这其中有着很微妙的差异,也反映在双方各种看法之上。
总而言之,言论自由上,日本走在中国前面,看着后面远处的中国总会有种居高临下的优越感吧。但是,我们一步步的前行,回头看着自己走过的路,心里又会产生自信和喜悦,然后继续前进,相信更美好明天,这种感觉正是现在中国人自信和满足的源泉,或许各位也可以试着体会一下。

3、 宋朝那些事
关于宋王朝,这是结束五代十国的新王朝,也终结了五代十国所造成的军阀政变、地方割据、社会体系混乱的局面,军队建立了严格的兵权控制体系,由文官把持。反战派文官在朝廷中占主导地位,一定程度上降低了暴力机关对人民的压迫,徭役也因为反战思潮而大幅降低,社会安定,文化、商业繁盛,如果没有外民族威胁的话,这样发展下去的中国或许能逐渐跨越到早期资本主义。但是,众所周知,这也是中国最无能的朝代,官僚的数量几乎和军队相等,军队几乎和官僚一样无能,给了北方更强大的王朝展现才华的机会。不扯远了,就谈谈宋朝是不是具有言论自由的问题。
根据各位的看法,保留了前朝遗族,不以言论妄杀士人,的确是言论自由的表现之一,特别是封建王朝时代。但是,这种言论是否包括可以直呼皇族的名讳,可以写反诗,可以直言批判官员和皇族而不担心受迫害;不妄杀士人,农民、工师、商贾是否在此列,他们是否可以言于上,现在的我们或许无从考究。而且,这种自由更多的是因为政府的不作为,或者说无能,甚至抗击北方入侵的都是民间义军,民众已经不受控制,确实自由了,但却面临着动乱和恐慌,内部农民起义和盗匪也风起云涌,使得这个在中国历史上商贸最发达、文化最繁盛的王朝也作为最窝囊的王朝留在中国人的印象中。
对于中国人来说,安定比自由更重要。中国经历着人类史上最密集、激烈的动乱和战争而存活至今,现在也证明不存在纯血的汉族,中国人对于动乱和安定的认识最深刻。中国人崇拜力量,即便那种力量不属于自己,但如果这种力量能维护一种安定的秩序,那便选择臣服。这从5000年前到现在的共产党执政一直延续下来。所以我们会崇拜汉武帝、唐太宗、康熙、毛泽东,会认可邓小平、江泽民、胡锦涛,而不是陈叔宝、李、华国锋、赵紫阳,因为前者在上台前有整顿局势、镇压动乱的经验,上台后精于治乱、建立秩序,这是中国人所认可的国家领导人的形象,而不是乐于“无为之政”的软脚虾。正好像日本人选择小泉,不光是他强硬的作风,根本上还是他还清了日本自泡沫崩溃后所有的债务,而他的继任者不论对外的态度如何,始终无法提振日本的经济民生,这是日本国情,而中国也有自己的国情,请理解。

4、关于毒饺子事件,在中国有各种报道,但是在民间没有日本那样的关注度。一方面,因为中国的食品检验制度不健全,市场上销售的食品大多未经过正常的安全检疫程序,不法商人大肆利用这点降低成本,不惜毒害消费者,所以,中国人会想:“这算什么,我们不知吃过多少,早就‘免疫’了”。反而觉得不在乎。另一方面,中国的出口检疫程序远比国内的市场检疫严格得多。换句话说,中国的出口食品,是中国最安全的,这样的产品被出了问题,中国国民难以理解,中国政府也觉得丢了面子。而中国政府最坚持的一点,就是在事件尚未调查结束,结果尚未发布前,日本媒体就已经对事件进行大肆报道和评论,日本政府也配合着舆论对中方施压,这在中方看来是十足的挑衅,“虽然责任可能在这边,但是对方找上门来了,先打回去再说”,就是这种感觉。
现在双方各执一词,问题搁置在那里,最不幸的还是受害者吧。但我也不能有太多表示,因为我吃的食物比你们更加危险。不过比起40年前挨饿的年代,现在倒是有了充足的食物(虽然不安全),只能希望国家多努力,明天会更好。就是这样。

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)